ggplot2
新しいパッケージをCRANに登録しました。tabularmapsパッケージです。このRパッケージは以前ブログ記事にも書いた、 カラム地図を作成するためのものです。カラム地図は、行政区などの配置を表状に敷き詰めて表示することで、それぞれの位置関係をわかりやす…
ggplot2の凡例に関する小話を2つ。べ、別に最近知ったわけじゃないんだからね! geom_*(show.legend = FALSE) で凡例を非表示にする ggplot2での作図で凡例を制御する関数として guides()があります。この関数内でグラフに使われる凡例のタイトルや並びを調…
要約 ggplot2::geom_sf()のデフォルトで表示される緯度経度の軸は桁数が揃っていないことがある scales::degree_format()で桁数の調整が可能 最新のバージョン(1.0.0)では実装されておらず、開発版をインストールして利用する scalesを使わない方法も紹介 は…
ggplot2のfacet_wrap()やfacet_grid()で、ある変数の水準ごとにパネルを分割した描画を行うと、分割の基準となっている変数名がパネルの上部に表示されます。これにはstripという名前がついています。“strip”の辞書を引くと「(金属の)薄板」の意味だそうです…
タイトルに書いたように「凡例だけが描画したい」ことが時々あるかと思います(止むを得ずに凡例の位置が図から分断されてしまうときとか)。そんな時には、ここで紹介する方法を使うと良いです。やり方はいくつかあります。ここではgtableパッケージを使う…
もう数ヶ月も前の話ですが、CRANに登録されているgeofacetパッケージが更新されて、バージョンが0.1.9となりました。geofacetパッケージは、ggplot2ベースの作図パッケージの一種ですが、グラフを地理的な空間関係と対応付けて描画するという特徴があります…
付け焼き刃な知識故に、間違いございましたら指摘頂けますと幸いです。 ggplot2を使っていると、数種類の“size”を設定するタイミングがある。例えば、geom_point()で散布図を描画する際のポイントの大きさを指定するためのsize、または連続した線を描画する…
id:yutannihilationさんが、ggplot2::geom_sf()にOpen Street Map (OSM)のタイルを重ねるという面白い試みをしています。 yutani.rbind.io OSMでは、画像データとして地図画像を配信していて、次のようなURLで参照されます。 http://[abc].tile.openstreetma…
Rの作図パッケージとして人気なggplot2の時期バージョンの2.3.0が間も無くリリースされるそうです。ggplot2は前回の更新が2016年12月末のバージョン2.2.1なので、久しぶりのバージョンアップとなります。 バージョンアップに伴う変更点はこのページを見て欲…
最近、以前書いた岩波DSの久保さんパートのおさらい記事を久保さん本人がRTしていたのを見て(ああ、あの頃はまだ大学院生をやっていたのだと懐かしくなったと同時に)、移り変わりのあるRコードは今も動くのか心配になった。結論を先に言うと、RPubsに書い…
どーも。ggplot2は空手の一種として知られているので(要出典)普段の稽古が欠かせまん。今年を振り返り、ggplot2での作図について、いくつかの知見を共有します(書いている余裕がなかったんや...) library(magrittr) library(jpndistrict) ## Loading req…
新しい職場で名刺を作る機会があったので、Rで作ることにしました。 Rで名刺を作成するというマニアックな知見は以前からありますが、これらはいずれも標準の作図機能を利用しているもので、せっかくなのでggplot2で作れないかと試行錯誤しました。 松村俊和…
以前、このような記事を書きました。 uribo.hatenablog.com ここに書いた通り、私は簡単に六角形の地図を描画できるパッケージを探しています。 今回紹介するのは、前回のhexamapmakerとは別の方法で六角形を作るhexmaprパッケージです。geospatial polygons…
少し前(4月下旬ごろ?)に、redditで人口密度の高さを表現した地図が話題になりました。 www.reddit.com この地図は、James Cheshire博士 (@spatialanalysis)が2014年に投稿した “Population Lines Print” が元となっていて、再現性のあるRコード、ヨーロッパ…
昨日書いた記事で使ったRパッケージの{rWBclimate}、これは良いものだ、と思えたので別途こうして使い方をメモしておく。 近い将来に予測される大規模な気候変動や乾燥化などを扱った論文が増えているように、気象・気候データは各種の研究やデータ解析にお…
最近流行り(?)のGitHubでの活動を表す「芝生」をRで表示する方法。 blog.a-know.me 実は自作パッケージの {motivator}に実装されている(一年間放置していたのでちょっと手を入れ直した)。 実行すると次のように、GitHubの芝っぽいものが描画される。 # …
三が日を過ぎて仕事始まりを迎えてからの投稿というところに私という人間の姿が現れているような...そんな気がするポエットです。
この記事はFOSS4G Advent Calendar 2015 の日目です。GISとかFOSS4Gについての知識が限りなく0に近いのですが、普段使っているRでGIS的なことをしてみたい、という話です。具体的には、地域メッシュコードに基づく地図をRで描いてみる、という話になります…
以前書いた記事に関して、気になるコメントをもらって、ちょっともやもやしていたので検証してみました。 {ggplot2}のgeom_smooth()についての挙動です。 最後のグラフで、glmの結果をggplotするときのfamilyの指定の所ですが、自分の環境ではmethod.argでは…